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インビザラインのお手入れ方法とやってはいけない事

マウスピースを持っている写真

インビザラインは1日20時間以上の装着が必要なので、食事や歯みがき以外はずっと使用しています。

日々のインビザラインのお手入れを怠ってしまうとマウスピースに細菌が増え、虫歯や悪臭・黄ばみの原因となってしまいます。お口の中にずっと入れているものなので、清潔に保って快適に使いたいですよね。

インビザラインのお手入れは簡単ですが、いくつか注意するポイントがありますので、今回はインビザラインを快適に使うためのお手入れ方法とやってはいけない事についてご紹介します。

インビザラインの洗い方のポイント

・インビザラインの正しい外し方

マウスピースを奥歯の内側から爪で外そうとしている写真

インビザラインは患者さまのお口に合わせて一人一人オーダーメイドで製作されているので、お口にぴったり合うようになっています。

そのため、外す時には少しコツが必要で、特にアタッチメントが付きはじめるとしっかり固定されているので、ポイントをつかんで外しましょう。

奥歯の内側に人差し指をかけて、マウスピース型矯正装置を浮かせて外しましょう。

この時、前歯から外そうとすると、アタッチメントが外れやすくなったり、変形しやすくなるので気をつけましょう。

ネイルなどで爪を伸ばしている方は専用の道具(アライナーリムーバー)がありますので、こちらを使用すると簡単に外れやすくなります。

アライナーリムーバーの写真

・インビザラインの洗い方

先の細い歯ブラシの写真

マウスピース型矯正装置の洗い方は、流水下で何もつけなていない歯ブラシで汚れを落としましょう。

マウスピース型矯正装置は7〜10日間で交換するので基本的に水洗いで問題ありませんが、においや汚れが気になる場合には、洗浄剤を使用する方法もあります。

マウスピースは細かいデコボコがたくさんあります、一般的な歯ブラシを使用するより先端の細い歯ブラシを使用することよりマウスピースの汚れを落としやすくなります。

・洗浄剤の使用方法

インビザライン洗浄剤の写真

洗浄剤はマウスピース専用の洗浄剤をご使用ください。

〈使用方法〉

1 洗浄容器の中にマウスピースを入れて100ml程度の温水(人肌くらいで熱すぎないものを使用する)を注ぎます。

2 洗浄剤を容器の中に入れます。

3 洗浄剤が溶解し、均一に分散するように20秒間優しく撹拌します。

4 15分待ちます。

5 再び15秒間優しく撹拌します。

6 マウスピース、洗浄容器を温水でしっかりすすぎます。

 この時、長く時間をおき過ぎるとマウス  ピース型矯正装置の劣化につながるおそれが ありますので、注意しましょう。

 洗浄剤は1回で新しいものに交換するので、使用した水は捨ててください。

・インビザラインの保管方法

ティッシュにくるまず専用容器の保管を推奨する写真

マウスピース型矯正装置は食事の際に取り外しができるので、取り外してティッシュなどにつつんで鞄にいれてしまうと変形するおそれゴミと間違えて捨ててしまう可能性があります。

紛失してしまうと、作り直しが必要で、場合によっては再作成の費用が発生したり治療期間が伸びたり後戻りの原因になることも考えられます。

そのため、取り外しをした際には必ずケースに入れて保管しましょう。

また、使い終わったマウスピース型矯正装置と今使っているものをきちんと分けましょう。

マウスピース型矯正装置には、ステージ(番号)が記載してあるので、確認できますが、同じ形をしているので間違えてしまう可能性があります。

誤って、前のステージのマウスピースを使用し続けると治療計画通りに歯が動かないので、しっかり分けて保管しましょう。

・ステージを確認する方法

インビザラインのマウスピースに書いてあるステージの確認方法

どのステージのマウスピース型矯正装置を使用しているか分からなくなってしまった場合でもマウスピースに記載されているのでご安心ください。

上のマウスピース型矯正装置には「U」、下のものには「L」と記載があります。

その後に番号が書いてあるので、その番号を確認するとステージが確認できます。

※写真がサンプルマウスピースのため0枚目となっていますが通常は1枚目からです。

・インビザラインの洗い方の注意点

1 熱湯を使わない

煮沸消毒の写真

マウスピース型矯正装置は熱で変形する性質です。

そのため、熱湯を使用すると変形して矯正の効果が変わってしまったり、マウスピース型矯正装置がはめられなくなる場合もありますので、止めましょう。煮沸消毒はできません、正しい洗浄方法でお手入れをしましょう。

2 自然乾燥させる

ドライヤーを使用してはいけない写真

マウスピース型矯正装置を洗浄したあとは、自然乾燥して乾かしましょう。

この時、ドライヤーで乾燥してしまうと熱で変形のおそれがあります。

また、洗ってそのままケースに入れてしまうと、雑菌が繁殖してしまう可能性があるので止めましょう。

3 歯磨き粉は使用しない

歯磨き粉は使用してはいけないイラスト

歯磨き粉には研磨材が入っているので、使用すると細かい傷がついてしまう可能性があります。

そうすると、その部分に汚れがつきやすくなって、細菌が繁殖してしまうリスクがあります。

歯ブラシを使用するので、歯磨き粉をつけても問題なさそうですが、傷がついて汚れの原因になってしまうので控えてください。

【まとめ】

マウスピース型矯正装置は、通常7〜10日間で交換しますが、お口の中に入れるものなので、1日1回は歯ブラシで水洗いをしましょう。

また、変形に弱い素材を使用しているので、熱湯やドライヤーで乾かさないようにしましょう。

また、マウスピース型矯正装置は取り外して食事や歯磨きができるので、紛失しないように必ずケースにいれて保管をするようにしてください。

そのほかインビザラインで気になることやお悩みがある方はどのようなことでもお気軽にご相談ください。

当院はJR大阪駅北口から直結、グランフロント大阪南館4階にございます、関西は大阪梅田、岸和田市、京都市、和歌山市に分院があります。

当院のマウスピース矯正の症例数は年間900症例以上(※)あり、ブルーダイアモンドプロバイダーを受賞しております。関西でインビザライン矯正をお探しの方は一度無料相談(相談検査費無料)にお越しください。

※2022年度グループ全体のマウスピース矯正症例数

治療内容
カスタムメイドで制作されたマウスピースを定期的に交換しながら少しずつ歯に適切な力をかけて歯並びを整えていく矯正治療です。
標準的な費用(自費)
矯正治療費、相談・検査・診断料 無料、調整料 無料
インビザライン(マウスピース治療)
547,800円〜822,800円(税込)
治療期間及び回数
症状によりますが、一般的に2年前後の治療期間となります。
通院回数は、治療段階によりますが、通常2〜3ヶ月に1回です。
副作用・リスク
装着時間が少ないと治療期間が長引く可能性があります。
他の矯正治療法と同様に、疼痛・歯根吸収・歯肉退縮の可能性や適切な保定をしないと治療後に後戻りすることがあります。
医薬品医療機器等法(薬機法)に関する記載事項
・インビザライン完成物は、日本国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
尚、インビザラインの材料自体は、日本の薬事認証を得ています。
・「インビザライン」は米国アライン・テクノロジー社の製品の商標であり、インビザリアン・ジャパン社から入手しています。
・日本国内においては、同様の医療機器が薬事認証を得ています。
・インビザライン・システムは、世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに900万人を超える患者さまが治療を受けています。(2020年10月時点)

ホワイトエッセンス梅田大阪矯正歯科グランフロント南館4F よくある質問
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