インビザラインの期間はどのくらい?治療期間を短縮するためには
「歯並びを整えたいけれどいつまでかかるの?」
「結婚式や就職までに歯並びを整えたい……。」
矯正を検討している方の中には、どの程度矯正期間がかかるか気になる方やいつまでに矯正を終わらせたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
矯正治療は、歯並びによって矯正期間が異なってきますが、インビザラインは事前のシミュレーションで矯正期間の予測が可能です。
また、インビザラインの矯正で「期間がかかりやすいケース」や「治療期間を短縮する方法」もありますので詳しくご紹介します。
目次
インビザラインの一般的な矯正期間
矯正期間は患者さまの歯並びによって個人差がありますが、約2〜3年が平均的な治療期間です。
矯正期間が短い方では1年半程度の方もいますので、個人差があります。
インビザラインの矯正期間が延びてしまう原因がいくつかありますので、ご紹介します。
原因1 マウスピースの装着時間が足りない
インビザラインは最初のシミュレーションの段階で、すべてのマウスピースを製作します。
マウスピースの装着時間は、20時間以上を想定しているので、その時間に満たない場合には計画が少しずつズレてしまいます。
インビザラインは1つのマウスピースで、約0.25ミリ動かして歯並びを整えます。
そのためには、7日〜2週間程度マウスピースをはめる必要がありますが、1日忘れると計画通りにいかない可能性が出てきます。
原因2 抜歯が必要なケース
矯正で抜歯が必要なケースは、大幅に歯並びを動かさなければいけないことが多くなります。歯が並ぶスペースが足りずに抜歯をするのですが、抜歯した分のスペースを動かす必要があるためです。歯1本分のスペースを移動させるためには、1cm程度動かす必要があり、その分矯正期間がかかります。
原因3 むし歯や歯周病になってしまった
むし歯や歯周病になってしまうと、その治療を優先しなければいけません。
特にむし歯の治療は歯の形が変わってしまうため、マウスピースを製作しなおさなくてはいけないことも。
マウスピースを製作しなおすのにも時間がかかってしまうため、お口の中を清潔に保つ様にしましょう。
インビザラインの治療期間を短縮する方法
1 アライナーチューイーを使用する
アライナーチューイーは、マウスピースをしっかりフィットさせるために毎日10分程度噛むことでマウスピースにしっかりフィットさせます。また前歯当部分的に噛むだけでなく歯全体でしっかり噛むようにすることでよりフィットするようになります。
毎日の小さな積み重ねが矯正期間の短縮につながっていきます。
2 お口の中を清潔な状態に保つ
インビザラインの矯正期間中にむし歯になってしまうと、治療に時間がかかるだけでなく、新しくマウスピースを製作する時間も無駄になってしまいます。
そのようなことにならないために、毎日の丁寧な歯みがきを行いましょう。
また、汚れは歯ブラシだけでは6割程度しか落とせないというデータもあります。
足りない部分は、歯間ブラシやデンタルフロスを使用して歯と歯の汚れをしっかり落としましょう。ワイヤー矯正に比べて、インビザラインはマウスピースが取り外しできる分自宅でのケアがしやすくなります。
丁寧に汚れを落として、清潔なお口の環境を保ちましょう。
3 マウスピースの装着時間を守る
インビザラインの成功のカギはきちんと装着時間を守って、適切な時期にマウスピースを交換することです。
治療計画を立てた時のシミュレーションは、装着時間をしっかり守った上で計算した治療期間です。
マウスピースは取り外しができるので、少しの気のゆるみが治療期間が長引くことにつながってしまいます。
食事・歯みがきの時間以外はきちんとマウスピースを装着して、治療計画通りに進むように自己管理をしましょう。
4 決められた期間に定期検診を受ける
インビザラインは約2~3カ月程度で定期検診の受診をお願いしています。
定期検診では
・歯が治療計画通りに動いているか?
・むし歯や歯周病になっていないか?
・マウスピースの調整が必要か?
・マウスピースの順番がきちんと合っているか?
などを確認します。
その上で汚れがついている部分は汚れの落とし方をお伝えし、クリーニングを進めていきます。
定期検診はインビザラインがきちんと進んでいるか確認する大切な時間です。
むし歯や歯周病がないかも確認するために、決められた時期に定期検診を受診しましょう。
【まとめ】
インビザラインの期間は「マウスピースを適切な時間装着していない」「むし歯や歯周病になってしまった」などの時に延びてしまいます。
これらを防ぐために、マウスピースを適切な時間つける習慣をつける・お口の中を清潔にしましょう。
また、治療が計画通り進んでいるか確認するために、定期検診を受けましょう。当院ではインビザラインについて気になることは、カウンセリングで丁寧にお答えしますので、お気軽にご相談ください。
当院はJR大阪駅北口から直結、グランフロント大阪南館4階にございます、関西は大阪梅田、岸和田市、京都市、和歌山市に分院があります。
当院のマウスピース矯正の症例数は年間900症例以上(※)あり、ブルーダイアモンドプロバイダーを受賞しております。関西でインビザライン矯正をお探しの方は一度無料相談(相談検査費無料)にお越しください。
※2022年度グループ全体のマウスピース矯正症例数
治療内容
カスタムメイドで制作されたマウスピースを定期的に交換しながら少しずつ歯に適切な力をかけて歯並びを整えていく矯正治療です。
標準的な費用(自費)
矯正治療費、相談・検査・診断料 無料、調整料 無料
インビザライン(マウスピース治療)
547,800円〜822,800円(税込)
治療期間及び回数
症状によりますが、一般的に2年前後の治療期間となります。
通院回数は、治療段階によりますが、通常2〜3ヶ月に1回です。
副作用・リスク
装着時間が少ないと治療期間が長引く可能性があります。
他の矯正治療法と同様に、疼痛・歯根吸収・歯肉退縮の可能性や適切な保定をしないと治療後に後戻りすることがあります。
医薬品医療機器等法(薬機法)に関する記載事項
・インビザライン完成物は、日本国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
尚、インビザラインの材料自体は、日本の薬事認証を得ています。
・「インビザライン」は米国アライン・テクノロジー社の製品の商標であり、インビザリアン・ジャパン社から入手しています。
・日本国内においては、同様の医療機器が薬事認証を得ています。
・インビザライン・システムは、世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに900万人を超える患者さまが治療を受けています。(2020年10月時点)