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インビザライン後悔する3つの失敗例と3つの対策

「せっかくインビザラインで矯正しても歯並びが変わらなかったら……。」

「インビザラインをして後戻りしたらどうしよう……。」

矯正治療はほとんどの方が一生に1度の経験なので、どのような治療になるのか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

インビザラインは世界の多くの国で取り入れられていて、マウスピース矯正のシェアNO1 のシステムです。

ただし、自宅でマウスピースを使用して矯正治療を行うため、患者さまの協力が欠かせません。

誤った認識のまま、インビザラインをしていると適切な効果が得られない場合があります。

そこで、今回はインビザラインの失敗例と対策について詳しくご紹介します。


失敗例1 治療計画より時間がかかっている

インビザラインは取り外し式の矯正装置のため、「食事中」「歯みがき」の間はマウスピースを取り外して、今まで通り食事や歯みがきができます

ただし、その時間以外は1日20時間以上の装着が推奨されているので、就寝中などもマウスピースの装着が必要です。

インビザラインは1日20時間装着することで平均で1週間に0.25ミリ、1カ月で1ミリ程度歯を動かすことができます。

インビザラインが治療計画より時間がかかっている場合には、多くが「装着時間が足りない」ことが考えられます。

対策

インビザラインは自己管理が大切になってきます。

その分、マウスピースを外すことができるので、食事中や歯磨きは今まで通りストレスなく行うことができます。

ただし、自己管理が難しい方は「ワイヤー矯正」で取り外しができない装置もあります。

インビザラインに比べ、見た目が分かりやすく、食べ物が挟まりやすいなどのデメリットはありますが、自分で管理する必要はありません。

インビザラインは食事中と歯磨き以外は装着する必要があります。

矯正をスタートする前にご自分はどちらの方法がよいか検討しておきましょう。


失敗例2 むし歯や歯周病になってしまった

インビザラインのきまりを守らずに歯みがきをきちんとしないと、むし歯や歯周病になってしまうことがあります。

そうすると、むし歯や歯周病の治療を優先する必要がありますが、むし歯を削って被せ物をすると、歯並びが変わってマウスピースが使用できなくなることも。

そうすると、再度マウスピースを作り直す必要があります。

対策

インビザラインの矯正中にむし歯や歯周病になってしまう原因は「汚れが残ったままマウスピースを装着した」ことが考えられます。

その場合の多くは、「矯正中の歯みがきのきまり」を守らなかったことが原因です。

マウスピース矯正は食事の際は取り外しができますが、その後は装着する必要があるので、歯みがきをして、口腔内がきれいな状態になってからマウスピースを装着します。

マウスピースをしていないと、唾液の働きで汚れが落ちることもありますが、汚れが着いたままマウスピースをすると、汚れを閉じ込めてしまうことも。

この汚れにむし歯菌や歯周病菌があつまり、むし歯や歯周病の原因になってしまいます。

そのため、マウスピースを装着する際には、歯みがきをしてお口の中がきれいな状態である必要があります。

お口の健康のためにも、食後は歯みがきをする習慣を身につけ、きれいな口腔内を保ちましょう。


失敗例3 歯並びがきれいになったのに矯正後に後戻りしてしまった

インビザラインで治療をして、理想的な歯並びになったのに、歯並びが少し動いてしまったというケースがあります。

この場合は、「リテーナーを使用していなかった」ことが考えられます。

矯正期間は「歯を動かす期間」きれいな歯並びを保つために大切な「保定期間」があります。矯正が終わったばかりの時期はまだ完全にその歯並びが定着していません。

そのため、「リテーナー」という取り外し式の装置を装着する必要があるのですが、決められた時間、きちんと装着しないと後戻りの原因になってしまうことがあります。

対策

インビザラインのマウスピースを装着する期間が終わっても、「リテーナー」の装着時間や期間を守りましょう

リテーナーは、きれいな歯並びを保つための大切な装置です。

歯並びが定着してきたら、夜寝る間だけなど少しずつ時間を短縮して、必要ない時期がきます。それまでの期間はきれいに整った歯並びを安定させる大切な期間として、リテーナーを装着しましょう。


【まとめ】

インビザラインの効果が適切に得られない場合には、「マウスピースの装着時間不足」「リテーナーをきちんと装着していない」ことが考えられます。

また、むし歯や歯周病になってしまった場合には、「マウスピースを装着する前に歯みがきができていない可能性」があります。これらは、インビザラインのきまりを守っていただけると防ぐことができます。患者さまが適切な効果を得るために、私たちもできる限りサポートさせていただきますので、気になることや不安なことがありましたらお気軽にご相談ください。

当院はJR大阪駅北口から直結、グランフロント大阪南館4階にございます、関西は大阪梅田、岸和田市、京都市、和歌山市に分院があります。

当院のマウスピース矯正の症例数は年間900症例以上(※)あり、ブルーダイアモンドプロバイダーを受賞しております。関西でインビザライン矯正をお探しの方は一度無料相談(相談検査費無料)にお越しください。

※2022年度グループ全体のマウスピース矯正症例数




治療内容
カスタムメイドで制作されたマウスピースを定期的に交換しながら少しずつ歯に適切な力をかけて歯並びを整えていく矯正治療です。
標準的な費用(自費)
矯正治療費、相談・検査・診断料 無料、調整料 無料
インビザライン(マウスピース治療)
547,800円〜822,800円(税込)
治療期間及び回数
症状によりますが、一般的に2年前後の治療期間となります。
通院回数は、治療段階によりますが、通常2〜3ヶ月に1回です。
副作用・リスク
装着時間が少ないと治療期間が長引く可能性があります。
他の矯正治療法と同様に、疼痛・歯根吸収・歯肉退縮の可能性や適切な保定をしないと治療後に後戻りすることがあります。
医薬品医療機器等法(薬機法)に関する記載事項
・インビザライン完成物は、日本国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
尚、インビザラインの材料自体は、日本の薬事認証を得ています。
・「インビザライン」は米国アライン・テクノロジー社の製品の商標であり、インビザリアン・ジャパン社から入手しています。
・日本国内においては、同様の医療機器が薬事認証を得ています。
・インビザライン・システムは、世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに900万人を超える患者さまが治療を受けています。(2020年10月時点)

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