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いい歯並びとは? 正しい噛み合わせやその影響

正しい噛み合わせが歯並びの美しさや健康に影響する

歯笑顔

正しい噛み合わせが健康に影響について詳しく見ていきましょう。

そもそも噛み合わせとは、上下の歯が正確に咬み合う・接触していることを指します。
歯並びが不揃いで上下の歯が噛み合っていない状態のことを「不正咬合」とよびます。
噛み合わせが適切であることにより、歯並びが安定し、歯や顎の負担を分散することができます。また、噛み合わせが正しくない状態だと、見た目がよくないだけではなく歯に過剰な負担がかかったり、歯並びが乱れたり、噛み合わせの不調和により口腔機能の障害、歯の摩耗、顎関節に影響が起こることがあります。

正しい噛み合わせとは

噛み合わせと歯並びの関係性を理解するためには、噛み合わせについて知る必要があります。正常なかみ合わせを持つ人の6つの共通点を発表した「Andrew’s先生の6つの鍵(Andrew’s Six Keys to Normal Occlusion)」というものを紹介いたします。

第1のkey

1本の歯に対し2本の歯で接している関係で咬合している状態

1本の歯に対して2本の歯が接触している状態を1歯対2歯咬合とよびます。

第2のkey

歯冠のアンギュレーション(ティップ)
すべての歯冠(歯茎から出ている部分)は近心(歯並びの真ん中)に向かって傾斜している状態である、アンギュレーションというのは近遠心の角度のことを言います。

第3のkey


歯冠のトルク
上顎切歯以外の歯冠は舌側に傾斜している状態。

第4のkey


ローテーション、歯の回転。
咬合面(噛む面)からみたときに歯の捻転・ねじれがない状態

第5のkey


緊密な歯冠接触
歯冠隣接部(歯と歯の間)に空隙(隙間)がない状態。

第6のkey

スピーの湾曲

スピーの湾曲(真横から見たときのかみ合わせがの湾曲の状態)は平坦もしくは小さめの状態。

上述した6つの状態が正しい噛み合わせの基準としてあげられます。

噛み合わせの不調和が与える影響


噛み合わせが悪いことによる影響には様々なことがあります。
例えば以下のようなことが挙げられます。

口腔機能の障害

噛み合わせが悪いことにより力が正しく分散されず、歯に過度の負担がかかることがあります。これにより、咀嚼や発音などの口腔機能に障害が生じる可能性があります。

歯の摩耗

歯同士の接触が不均等になることで、特定の歯に過度な負担がかかり、歯の表面が摩耗しやすくなる場合があります。これにより、歯の寿命が短くなる可能性があります。

顎関節の問題

噛む力が偏り顎の関節に過度の負担がかかることがあります、そうすると顎関節の痛みや違和感が生じる可能性があります。

見た目の影響

話したときや笑った時に不正咬合が見られると、話す相手によってはよくない印象を持たれる可能性があります。

正しい噛み合わせのために

正しい噛み合わせを保つためには、適切な咬み合わせの状態を維持することが重要です。これには、正しい咬み合わせにするための矯正治療が必要な場合もあります。
矯正治療には、表側ワイヤー矯正、裏側ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの方法があり、ワイヤーやマウスピースにも様々な種類があります。

また、咬み合わせには日常生活での注意も必要です。
歯にはそれぞれ役割があり、前歯は噛み切る、奥歯はすりつぶす役割があります。
役割どおりそれぞれの歯をしっかり、左右均等に使うことが大切です。反対に前歯ですりつぶしたり、奥歯で噛み切ったりしてしまうとかみ合わせのバランスが崩れたり、歯に過度な負担がかかることに繋がります。

さらに、ストレスの管理や噛みしめや歯ぎしりを抑えるためのリラックスすることも大事です。ストレスや緊張状態が長期間続くと、噛み合わせや顎関節に影響を及ぼすことがありますので、心身の健康管理も大切です。

さらに、歯科医師の定期的な歯のチェックやクリーニングを受けることも歯並びの美しさを保つために重要です。歯のクリーニングをすることで手磨きでは落とせない歯石や歯垢を落とし口腔内を健康的に保ちやすくなります。

最後に、歯並びの美しさを保つためには、良い生活習慣を身につけることも大切です。タバコの喫煙や過度のアルコール摂取、糖分の多い飲食物の摂取などは歯の健康に悪影響を与える可能性があります。歯を丁寧に磨き、定期的に歯医者に通い、口腔ケアを適切に行うことで、歯並びを維持することができます。

また、歯並びの美しさは外見的な美しさだけでなく、口腔機能や噛み合わせの正確さにも関わります。咀嚼や咬合が正確に行われることで、食物を十分に咀嚼し、消化を助けることができます。また、噛み合わせが正確であれば、歯や顎関節にかかる負担を分散させることができ、歯や口腔の健康を保つことができます。

まとめ

いい歯並びとは、歯が正確に咬み合い、口腔機能が適切に働き、外見的にも美しい状態を指します。歯並びの乱れは、見た目の美しさだけでなく、口腔機能や顎関節の健康にも影響を与えることがあります。正しい咬み合わせを維持するためには、矯正治療や日常生活での注意が必要です。また、定期的な歯科医師のチェックや口腔ケアの実践も大切です。健康な歯並びを保つためには、良い生活習慣を身につけることも重要です。


当院はJR大阪駅北口から直結、グランフロント大阪南館4階にございます、関西は大阪梅田、岸和田市、京都市、和歌山市に分院があります。

当院のマウスピース矯正の症例数は年間900症例以上(※)あり、ブルーダイアモンドプロバイダーを受賞しております。関西でインビザライン矯正をお探しの方は一度無料相談(相談検査費無料)にお越しください。

※2022年度グループ全体のマウスピース矯正症例数


治療内容
カスタムメイドで制作されたマウスピースを定期的に交換しながら少しずつ歯に適切な力をかけて歯並びを整えていく矯正治療です。
標準的な費用(自費)
矯正治療費、相談・検査・診断料 無料、調整料 無料
インビザライン(マウスピース治療)
547,800円〜822,800円(税込)
治療期間及び回数
症状によりますが、一般的に2年前後の治療期間となります。
通院回数は、治療段階によりますが、通常2〜3ヶ月に1回です。
副作用・リスク
装着時間が少ないと治療期間が長引く可能性があります。
他の矯正治療法と同様に、疼痛・歯根吸収・歯肉退縮の可能性や適切な保定をしないと治療後に後戻りすることがあります。
医薬品医療機器等法(薬機法)に関する記載事項
・インビザライン完成物は、日本国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
尚、インビザラインの材料自体は、日本の薬事認証を得ています。
・「インビザライン」は米国アライン・テクノロジー社の製品の商標であり、インビザリアン・ジャパン社から入手しています。
・日本国内においては、同様の医療機器が薬事認証を得ています。
・インビザライン・システムは、世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに900万人を超える患者さまが治療を受けています。(2020年10月時点)

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