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マウスピース矯正で出っ歯は治せるの？

出っ歯は、歯並びの悩みの中でも多くの方が抱える問題です。見た目への影響だけでなく、噛み合わせや歯の健康、さらには顔全体の印象にも関わるため、治療を希望される方が多い症例です。そんな中、透明で目立たない「マウスピース矯正」が注目されています。

この記事では、出っ歯治療におけるマウスピース矯正の可能性や適応範囲、メリット・デメリット、治療成功のためのポイントについて詳しく解説します。

1. 出っ歯の原因と治療の必要性

歯槽性・骨格性

　そもそも出っ歯にも歯槽性（歯の傾斜が原因となっているケース）、骨格性（骨格的に上顎骨と下顎骨のズレが原因で相対的に歯が出ているように見えるというケース）、またその複合型もあります。

それを診断する分析の一つに青の角度が大きいか赤の角度が大きいを診る方法があります。

出っ歯の原因

• 遺伝的要因：顎の骨格や歯の大きさが遺伝的に影響し、顎が小さく歯が前方に押し出される場合があります。
• 習慣的要因：幼少期の指しゃぶりや舌を押し出す癖、口呼吸などが原因で出っ歯になることがあります。
• 噛み合わせの問題：下顎の成長が少ない場合、上顎が相対的に前に出て見えることがあります。

治療が必要な理由

• 噛み合わせの悪化：食べ物を正しく噛み砕けないため、消化器官に負担がかかることがあります。
• 虫歯や歯周病のリスク増加：一般的に、上顎前突は口腔内の清掃が難しくなり汚れがたまりやすいため、虫歯や歯周病のリスクが高まるとされています。
• 審美的な問題：横顔や笑顔に影響を与える場合、審美的な理由からコンプレックスに感じる方は治療を検討してもよいでしょう。

2. マウスピース矯正の仕組みと特徴

マウスピース矯正とは？

マウスピース矯正は、透明なアライナー（マウスピース）を一定期間ごとに交換し、少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。歯並びや噛み合わせを整えるために設計されたアライナーを用いることで、理想的な歯列へと近づけます。世界的にはインビザラインが有名と言われています。

マウスピース矯正の特徴

• 透明で目立たないため、装着中も気になりません。
• 食事や歯磨きの際に取り外せるため、日常生活において快適に過ごせます。
• デジタルスキャン技術で計画的に治療を進められます。
• ワイヤー矯正に比べて快適性が高く、痛みも軽減されます。

3. 出っ歯に対するマウスピース矯正の適応範囲

改善が見込める症例

• 軽度から中等度の歯の傾斜が原因の出っ歯
• 歯列の不均衡が原因の場合

対応が難しい症例

• 骨格的に重度の上顎前突
• 過度なスペース不足

4. マウスピース矯正のメリットとデメリット

メリット

• 目立たず審美性が高い
• 取り外し可能で衛生的
• 痛みが少なく、快適
• 虫歯や歯周病のリスクが低減

デメリット

• 装着時間の管理が必要
• 紛失や破損のリスクがある

5. マウスピース矯正治療を成功させるためのポイント

• 複数の診断を受ける：マウスピース矯正治療は歯科医師によって診断や治療計画が異なることも多くあります。経験が豊富な歯科医師に相談し、ご自身が納得のいく歯科医院で治療を受けるのをおすすめします。
• 装着時間を守る：専用アプリを活用して記録すると管理が簡単です。
• 定期的な診察を受ける：治療進行状況を確認し、必要に応じて計画を調整します。

まとめ

マウスピース矯正で出っ歯の治療も改善することは可能です。ただし、症例によっては対応が難しい場合もあるため、しっかりと診断をしてもらい納得した上で治療を行うことが大事です。関西・大阪エリアでマウスピース矯正・インビザラインをご検討の方は、ぜひホワイトエッセンス梅田大阪矯正歯科にご相談ください。理想の笑顔をサポートします。

インビザラインの詳しい内容はこちら

当院はJR大阪駅北口から直結、グランフロント大阪南館4階にございます、関西は大阪梅田、岸和田市、京都市、和歌山市に分院があります。

当院は矯正治療で5000症例以上(※）の治療実績があり、多くの方の不正咬合を治療してまいりました。

インビザラインではブルーダイアモンドプロバイダー、TOPプロバイダーを受賞しております。関西でインビザライン矯正をお探しの方は一度無料相談(相談検査費無料)にお越しください。

※2014～2024/10現在グループ全体のマウスピース矯正症例数

治療内容
カスタムメイドで制作されたマウスピースを定期的に交換しながら少しずつ歯に適切な力をかけて歯並びを整えていく矯正治療です。
標準的な費用（自費）
矯正治療費、相談・検査・診断料 無料、調整料 無料
インビザライン（マウスピース治療）
198,000円〜855,800円（税込）
治療期間及び回数
症状によりますが、一般的に2年前後の治療期間となります。
通院回数は、治療段階によりますが、通常2〜3ヶ月に1回です。
副作用・リスク
装着時間が少ないと治療期間が長引く可能性があります。
他の矯正治療法と同様に、疼痛・歯根吸収・歯肉退縮の可能性や適切な保定をしないと治療後に後戻りすることがあります。
医薬品医療機器等法（薬機法）に関する記載事項
・インビザライン完成物は、日本国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
尚、インビザラインの材料自体は、日本の薬事認証を得ています。
・「インビザライン」は米国アライン・テクノロジー社の製品の商標であり、インビザリアン・ジャパン社から入手しています。
・日本国内においては、同様の医療機器が薬事認証を得ています。
・インビザライン・システムは、世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに900万人を超える患者さまが治療を受けています。（2020年10月時点）